「昆虫大学」学長、聡明でチャーミングな女性が、いっきに書きまくって(恋の)成仏を試みた大失恋の大記録。
久しぶりにやってくる恋人のために布団乾燥機をかけた、そんな日にトートツな別れの言葉を切り出されたところからはじまる物語です。
まえがきと第1章を試し読みとして公開(これだけでもグイグイ引き込まれます)。画像(タップで拡大)にて読めますのでぜひ。
2023年の3月、恋人に突然の別れを切り出され、その数日後には元恋人が新しく好きになった女性と旅行に行くことが偶然わかり、苦しみながらも経緯を知ろうとしたりやりとりがどんどん泥沼化していったりTwitterで荒れたり、周囲との人間関係も悪化する一方で力になってくれる人もいたり......という半年強のできごとです。
いきなり日本海の崖から突き落とされ、必死に水面に上がって早く、早く息をしなくては、そのためにはなんでもやってやる......(前半と後半では目的がやや変わりますが)と、もがき苦しんでいるような出来事の数々。ドラマのような会話の応酬も、心理戦のようで息を呑みます。
ちなみに本編ではわたしも登場していますので血眼になって探したり探さなかったりしてください。
2021年に出した『こいわずらわしい』(亜紀書房)の続編ともいえる内容です。読後、その出会いについて興味を持たれた方はこちらもどうぞ。浮かれてますw
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沙東すず(メレ山メレ子) 一覧
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Size mm : 128 × 188
132ページ
装丁:畑ユリエ
表紙協力:dubhe
編集協力:田中祥子
関連:BOOKS
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SNSがネットに蔓延る前、いわゆるブログが全盛期だったときから沙東すず(メレ山メレ子)さんは知っていました。昆虫大学創立時も同じ建物内で展示をしたり、また執筆を依頼したりと何かと接点はありましたが、83では初のお取り引き! 先日店ポにきてくれて、「あ、そういえば!」と話がトト〜ンと進みました。
あいわらずあのキュートな出立ちとパワフルな探究心で国内外を飛びまわってるので、今後の制作も期待してますよ〜。
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沙東すず(メレ山メレ子)
思い出したように文筆活動やイベントを行う会社員。著書『ときめき昆虫学』(イースト・プレス)『メメントモリ・ジャーニー』『こいわずらわしい』(亜紀書房)など。
https://mereco.jp/
昆虫大学:https://www.konchuuniv.com/
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@merec0