









犬のグラフィック集。最小限の色と線、そして印刷技術で犬の喜怒哀楽が伝わってくる(ように思う)のは、グラフィックデザインはもちろん、1匹のモデルに対する愛情もある気がします。
表紙だけではタイトルが伝わらない仕掛けのあるブックデザイン。大胆なレイアウト。目を凝らさないとわからない黒の濃淡……。シンプルでページ数も16ページと少ないながら、何度も何度も見返したくなるZINEです。
手がけたのはグラフィックデザイナー川尻竜一さん。大胆で思い切りのよいデザインですが、1mmの妥協も許さない姿勢をヒシヒシと感じる作品多数です。
エディションナンバー入り。同じ犬種のステッカーもあります。
Size mm : A5 16P
川尻竜一一覧
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関連:BOOKS
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前々から、北海道勢の間で「すごい大型新人がいるんだよ!」と噂に聞いていた、それが川尻さん。作品を拝見したとき、なんと絶妙なバランス感覚なんだろうと驚嘆したのを覚えてます。いつかお願いしたい…とずーっと思っていました。もうすでにベテランですが、今回改めて前田麦さんにご紹介いただき夢実現! しかもわたしも大好きな犬モチーフ多し。フリーになって今まで以上にご多忙になるはずですが、定期的にお願いしたいと思います。
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川尻竜一(川)
グラフィックデザイナー。1982年北海道留萌生まれ、札幌在住。2023年よりフリーランス。屋号は川。ファッションビルのアートディレクション、展覧会の宣伝美術、CDやレコードのジャケット、企業・店舗のロゴ制作やツールデザインなどを手がける。2021年にJAGDA新人賞を受賞。日本グラフィックデザイン協会会員。札幌アートディレクターズクラブ会員。愛犬家。
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