







「未来の廃墟として神戸(兵庫)を眺める」をコンセプトにした写真集です。埋立地や明石海峡大橋、ニュータウン、山奥に造成された科学都市など近未来的な風景写真34点。震災の記憶に触れながら、神戸の魅力と未来を描きます。
前半は、人の息を感じない巨大建造物が多く、後半になるにつれ神戸の未来に思いを馳せるような写真が多いように感じました。
村上春樹やtofubeats、三島由紀夫……神戸ゆかりの文化人に触れた、作者らによる巻末の対談も必読。奥崎謙三、ウルトラセブンから鉄人28号まで、神戸を舞台とした文化の解説など読み応えがあります。
大阪、神戸と続いたこのシリーズ、次回構想は韓国だとか。今から楽しみです。
Size : B5変形判(W/H:182mm)
Pages :52P フルカラー
編集:麗日
撮影:春菊
発行・装丁:水谷秀人
関連:BOOKS
https://bit.ly/2Kgk52I
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麗日・春菊
主に関西の都市をテーマにした批評的な作品をふたりでつくっています。はじめての写真集、『OSAKAN SOCIALISM』では大阪の「社会主義っぽい」風景を集めました。2020年、神戸をテーマにした作品を発表予定。
麗日 Twitter:https://twitter.com/reizitsu
春菊 Twitter:https://twitter.com/shungi9